ボブって、
短すぎない。
長すぎない。
結べる長さにもできる。
きちんとして見える。
このあたりが、大人女性にとってちょうどいい髪型なんですよね。
でも私は、
50代だからボブがおすすめ
とは考えていません。
同じボブでも、
髪質。
毛量。
くせ。
トップのボリューム。
顔まわり。
毎朝どこまでお手入れできるか。
によって、合う形はかなり違います。
大切なのは、
「ボブにする」ことではなく、自分が扱いやすいボブにすること
です。
50代女性にボブが選ばれやすい理由
ボブの良さの一つは、
毛先に厚みを残しやすいこと
です。
50代になると、
以前より髪が細くなった。
毛先が少なく見える。
トップのボリュームが減った。
と感じる方もいます。
そんな髪を必要以上に軽くすると、
毛先がスカスカに見えることがあります。
ボブは、
毛先にある程度厚みを残しながら形を作りやすいので、
まとまりのある印象にしやすい髪型です。


【画像①:毛先に厚みのある大人ボブ】
ショートほど短くする勇気がいらない
ショートにしたいけど、
いきなり耳が出るほど短くするのは怖い。
首を全部出すのも不安。
そんな方でも、
ボブなら挑戦しやすいです。
顔まわりの長さを残せる。
耳にかけられる。
少し長めなら結ぶこともできる。
この逃げ道がある感じも、ボブの良さだと思います。
ロングより乾かす時間を短くしやすい
髪を長くしていると、
毎日のドライヤーが大変になることがあります。
特に毛量が多い方は、
乾かすだけでかなり時間がかかります。
ボブくらいまで切ると、
ロングよりドライヤー時間を短くしやすくなります。
ヘアケアを頑張るというより、
髪型そのものを扱いやすくする
という考え方です。
でも「ボブなら何もしなくていい」ではありません
ボブは扱いやすい髪型の一つですが、
どんな髪質でも乾かすだけで完璧にまとまる
というわけではありません。
くせがある。
毛量が多い。
生え癖が強い。
肩に当たる長さ。
という場合は、
朝のスタイリングが必要になることもあります。
だから、
お手入れが楽そうだからボブ
だけで決めるのではなく、
自分の髪質まで考えた方がいいです。
お手入れを楽にしたいなら「長さ」がかなり大事です
同じボブでも、
あごくらい。
あご下。
肩につかない長さ。
肩に当たる長さ。
で扱いやすさは変わります。
特に毛先が肩に当たると、
外にはねやすくなることがあります。
内巻きにしたいのに、
毎朝外にはねる。
となるなら、
少し短くして肩につかない位置にする方が楽なこともあります。
逆に、
外ハネを活かしたいなら、
あえて肩近くに設定する方法もあります。
毛先を重めに残したボブはまとまりやすいことがあります
髪が広がりやすい方の場合、
毛先を軽くしすぎるより、
ある程度厚みを残した方がまとまりやすいことがあります。
特に、
髪が多いからといって、
毎回たくさんすく。
という方は注意します。
すきすぎると、
表面に短い髪が増える。
毛先が薄くなる。
余計に広がる。
ということがあります。
毛量を減らすことと、毛先を薄くすることは別です。
髪が細い人もボブは選択肢になります
髪が細くなって、
ロングだと毛先が少なく見える。
という方にも、
ボブが合うことがあります。
長さを少し切って、
毛先に厚みを戻す。
それだけで、
見た目のまとまりが変わることがあります。
ただし、
重たいワンレングスにすると、
トップまでぺたんこに見える方もいます。
その場合は、
表面や顔まわりだけ少し動きを作る方法もあります。
トップのボリュームが欲しいなら「重すぎるボブ」に注意
ボブは毛先に厚みを残しやすい反面、
全体を重くしすぎると、
トップがぺたんこに見えることがあります。
50代になると、
毛先のまとまりも欲しい。
でもトップはふんわりさせたい。
という方がいます。
この場合は、
下は厚みを残す。
トップは必要なところだけ動きを作る。
というバランスを考えます。
全部を軽くする必要はありません。
レイヤーを少し入れる方法もあります
普通のボブだと重く見える。
でも、
スカスカにはしたくない。
そんな場合は、
表面や顔まわりに少しレイヤーを入れることがあります。
動きが出やすくなったり、
トップをふんわり見せやすくなったりします。
ただし、
レイヤーも多ければいいわけではありません。
くせが強い方は、
入れすぎると広がることもあります。
くせ毛でもボブにできます
くせ毛だからボブは無理。
ということではありません。
ただし、
くせの出方によって長さを考える必要があります。
短くすると広がるタイプ。
ある程度長さがある方が落ち着くタイプ。
毛先だけ動くタイプ。
人によって違います。
くせを活かすのか。
乾かしてまとまる程度なのか。
部分的に縮毛矯正をするのか。
そこまで考えて長さを決めます。
顔型に合わせてボブの形を変えられます
ボブのいいところは、
形の種類が多いことです。
丸みのあるボブ。
前下がり。
あごライン。
あご下。
レイヤーボブ。
ショートボブ。
同じ「ボブ」でも印象はかなり違います。
なので、
丸顔だからボブは似合わない。
面長だからこの形しかダメ。
と決める必要はありません。
丸顔なら顔まわりの長さを調整できます
丸顔が気になる方は、
頬の一番広いところにボリュームを出しすぎない。
顔まわりを少し長く残す。
前下がり気味にする。
などでバランスを調整できます。
逆に、
全部を丸く作る方が似合う方もいます。
顔型だけではなく、
首の長さや全体の雰囲気まで見ます。
面長なら横の丸みを使う方法があります
面長が気になる方は、
トップを高くしすぎず、
サイドに自然な丸みを出すことで、
バランスが取りやすくなることがあります。
前髪を作る方法もあります。
ボブは、
前髪あり。
前髪なし。
どちらにも合わせやすいので、
顔まわりを調整しやすい髪型です。
50代のボブは前髪でも印象がかなり変わります
同じボブでも、
前髪があると柔らかく見える。
長めに流すと大人っぽく見える。
前髪なしだとすっきり見える。
など、かなり印象が変わります。
だから、
ボブにするときは、
後ろの長さだけでなく、
前髪と顔まわりをセットで考える
方がいいです。
白髪が気になる場所も髪型に関係します
顔まわりに白髪が多い。
分け目に白髪が多い。
という方は、
前髪の作り方や分け目を変えることで、
見え方が変わることがあります。
ボブだから白髪が目立たなくなるわけではありません。
でも、
分け目をぼかしたり、
顔まわりに動きを作ったりして、
白髪が目に入りにくい形
を考えることはできます。
ボブは耳にかけるだけでも印象を変えられます
ボブは、
片側だけ耳にかける。
両方耳にかける。
そのまま下ろす。
これだけでも雰囲気が変わります。
顔まわりをすっきり見せたい日は耳にかける。
柔らかく見せたい日は下ろす。
大きなスタイリングをしなくても、
少し変化をつけられます。

【画像:耳かけボブ】
朝を楽にしたいなら夜の乾かし方も大事です
ボブにしたのに、
朝になると片側だけはねる。
後頭部がぺたんこ。
ということがあります。
こういう場合、
朝のスタイリングだけでなく、
夜の乾かし方も見直します。
根元が濡れているうちに、
生え癖と反対方向にも動かしながら乾かす。
トップは分け目を最初から固定しすぎない。
根元から乾かす。
これだけでも変わることがあります。


【画像③:根元を持ち上げながら乾かす方法】
毛先より根元から乾かします
ボブは毛先を内巻きにしたくて、
毛先ばかりドライヤーを当てる方もいます。
でも、
形を作るうえでは根元も大事です。
根元がつぶれていたら、
毛先だけきれいに内巻きにしても、
全体が重く見えることがあります。
まず根元。
そのあと中間。
最後に毛先。
くらいで乾かすと、
自然な丸みを作りやすくなります。
ブラシを使わなくてもまとまるボブを目指すこともできます
毎晩、
ロールブラシ。
朝はアイロン。
スタイリング剤。
これを全部しないと完成しない。
それが好きな方なら問題ありません。
でも、
できれば乾かすだけにしたい。
という方なら、
それを美容師に伝えてください。
私は、
その人が家でできる範囲に合わせて髪型を作る
ことが大事だと思っています。
アイロンが必要なら毎日簡単にできる形を考えます
完全にアイロンなしでは難しい髪質もあります。
そんな場合も、
全部を細かく巻く必要はありません。
顔まわりだけ。
毛先だけ。
表面だけ。
くらいで形になるようにしておくと、
毎朝かなり楽になります。
頑張らない髪型というのは、
何もしない髪型ではなく、
やることが少なくて済む髪型
だと思っています。
縮毛矯正をしている人にもボブはできます
縮毛矯正をしている髪でも、
ボブにすることはできます。
ただし、
毛先までまっすぐすぎると、
丸みが出にくいことがあります。
過去の矯正履歴。
新しく伸びているくせ。
毛先のダメージ。
を見ながら長さを決めます。
場合によっては、
全部ではなく必要な部分だけ矯正する方法も考えます。
ボブは伸びても形が変わりにくいことがあります
ショートと比べると、
ボブは少し伸びても、
大きく形が崩れにくい場合があります。
もちろん、
重くなる。
肩に当たってはねる。
という変化はあります。
でも、
美容室へ頻繁に行くのが難しい方には、
ショートよりボブの方が合うこともあります。
結べる長さを残したい人は最初に伝えてください
夏は結びたい。
仕事中はまとめたい。
家では結んでいたい。
という方もいます。
同じボブでも、
結べる長さと、
結べない長さがあります。
「ボブにしてください」
だけではなく、
結べる長さは残したい
と伝えてください。
ここはかなり大事です。

【画像④:結べる長さのボブ、または手ぐしでまとめるイメージ】
ACROでは「人気だからボブ」をすすめません
ボブは大人女性にも取り入れやすい髪型です。
でも、
流行っているから。
50代だから。
お手入れが楽そうだから。
だけでは決めません。
髪が広がる。
トップがぺたんこ。
結びたい。
アイロンはしたくない。
白髪をなるべく目立たせたくない。
こういう希望を聞いたうえで、
その人にとって使いやすいボブ
を考えます。
50代のお手入れしやすいボブは「自分で再現できるか」が大事
美容室で、
きれいにブロー。
アイロン。
スタイリング。
をすれば、
いろいろな髪型をきれいに見せられます。
でも、
次の日からは自分でやらないといけません。
だから私は、
美容室を出た瞬間だけではなく、
次の日の朝に自分でできるか
を大切にしています。
乾かすだけである程度まとまる。
必要なら毛先を少しアイロン。
オイルを少量。
それくらいなら続けられる。
そういう髪型の方が、長く楽しめると思います。
ボブが人気なのは「ちょうどいい」を作りやすいから
ボブは、
短すぎない。
長すぎない。
毛先の厚みも残せる。
顔まわりも調整できる。
ショート寄りにもできる。
長めにもできる。
かなり幅のある髪型です。
だから、
50代になって髪が変わってきたときにも、
その人に合わせて調整しやすい。
私はそこが、ボブの一番使いやすいところだと思っています。
福岡市東区香椎で、
「50代になってボブにしてみたい」
「お手入れが楽な髪型にしたい」
「広がりやトップのボリュームも気になる」
という方は、美容室でご相談ください。
ACRO HAIRでは、ボブという形だけを決めるのではなく、髪質、くせ、毛量、白髪、普段のお手入れまで見ながら、その方が毎日扱いやすい長さと形を一緒に考えます。