「ジアミンを使わずに白髪を染める方法って、何がありますか?」
ノンジアミンカラーについて相談を受けていると、よく聞かれる質問です。
代表的なものには、
- ノンジアミンカラー
- ヘアマニキュア
- カラートリートメント
- ヘナ
などがあります。
ただし、
ジアミンを使わない白髪染めは、全部同じものではありません。
黒髪を明るくできるもの。
白髪に色をのせるもの。
自宅で少しずつ染めるもの。
植物の色素を利用するもの。
仕組みも仕上がりもかなり違います。
そしてもう一つ大切なのが、
「ヘナ」「カラートリートメント」「トリートメントカラー」と書いてあるだけで、必ずノンジアミンとは判断しないこと。
商品名やイメージではなく、実際にどんな成分が使われているのかまで確認する必要があります。
そもそも「ジアミン」とは?
一般的な白髪染めやおしゃれ染めの多くは、酸化染毛剤という種類です。
代表的な酸化染料には、
パラフェニレンジアミン。
トルエン-2,5-ジアミン。
などがあります。
こうした酸化染毛剤は、
白髪をしっかり染めやすい。
黒髪を明るくしながら染められる。
色の選択肢が多い。
という良さがあります。
一方で、酸化染料によるアレルギー性接触皮膚炎を起こすことがあります。
そのため、
「以前白髪染めでかぶれた」
「ジアミンを避けたい」
という方には、別の染め方を検討することがあります。
ACROで扱っているカラーについては、白髪染め・ノンジアミンカラーの専門ページでも詳しく紹介しています。
ジアミンを使わない白髪染めは一種類ではありません
まず大きく分けて考えると、
ノンジアミンカラー
ジアミン系酸化染料を使わないカラーです。
ヘアマニキュア
酸性染料などを使って白髪に色をつけます。
カラートリートメント
トリートメントのように使いながら、髪の表面や表層部分へ少しずつ色を重ねます。
ヘナ
植物由来の色素を利用して髪を染めます。
どれが一番いいというより、
何を優先したいかによって選ぶものが変わります。
まず4種類を簡単に比べると
ノンジアミンカラー
製品によって仕組みが違います。
黒髪をある程度明るくできるタイプもあります。
白髪への染まり方や色の種類、色持ちは製品によって違います。
ヘアマニキュア
白髪に色を入れることができます。
黒髪を明るくすることはできません。
美容室では基本的に頭皮につけないように塗布します。
カラートリートメント
自宅で使える商品も多く、何度か使用しながら少しずつ白髪に色を重ねていくものが多いです。
黒髪を明るくすることはできません。
ヘナ
植物のヘナが持つ色素で髪を染めます。
純粋なヘナだけなら、白髪はオレンジ〜赤褐色系に染まります。
黒髪を明るくする作用はありません。
ACROでは現在、ヘナカラーの取り扱いはありません。
「ノンジアミンカラー」も一種類ではありません
ここが少し分かりにくいところです。
ノンジアミンカラーとは、
ジアミン系の酸化染料を使わないカラーを指して使われる言葉ですが、
「何を使って染めるのか」
まですべて同じではありません。
そのため、
ノンジアミンなら全部同じように染まる。
全部同じくらい明るくできる。
全部同じくらい色持ちする。
というわけではありません。
ACROでは複数のカラーから選んでいます
ACROでは一般的なアルカリカラー以外にも、
ヘアマニキュア。
ジアミン系酸化染料を使わないアルカリタイプのカラー。
NODIA。
などを扱っています。
頭皮が気になるからといって、
全員を同じノンジアミンカラーにするわけではありません。
白髪量。
希望する明るさ。
今までのカラー履歴。
どのくらい白髪をしっかり染めたいか。
過去にどんな症状があったのか。
まで見ながら選びます。
ACROの施術に対する考え方は、施術へのこだわりでもご覧いただけます。
明るくできるノンジアミンカラーもあります
ノンジアミンカラーというと、
「髪を暗くするもの」
と思われることがあります。
でも、種類によっては黒髪のメラニンを明るくしながら色を入れられるものもあります。
ACROでも、
「ジアミンは避けたい。でも、黒くしたくない」
という方に、明るさを出せるタイプのノンジアミンカラーを検討することがあります。
ただし、
一般的な白髪染めと比べると、
白髪への染まり方。
色の選択肢。
仕上がり。
が同じではありません。
NODIAという選択肢もあります
ACROではNODIAも扱っています。
こちらもジアミンなどの酸化染料を使わないタイプのカラーです。
ACROでは主にブラウン系・ダークブラウン系として使用しています。
一般的な酸化染毛剤とは、
染まり方。
明るさ。
色味。
色持ち。
が違います。
なので、
「ノンジアミンだからこちらの方が上」
という考え方ではありません。
その人の希望に合うかどうかで考えます。
ヘアマニキュアは白髪に色を入れる方法
ヘアマニキュアは、一般的な酸化染毛剤とは違う仕組みで髪を染めます。
白髪部分には色が入りますが、
黒髪を明るくすることはできません。
たとえば、
黒髪の中に白髪がある方へブラウンのヘアマニキュアをすると、
白髪部分にはブラウンが見えますが、
もともとの黒髪は基本的に黒いままです。
ヘアマニキュアは頭皮につけずに塗布します
美容室でヘアマニキュアをするときは、頭皮につかないように根元近くへ塗布します。
ヘアマニキュアは皮膚につくと色が残りやすいためです。
そのため、
「できるだけ頭皮へカラー剤をつけたくない」
という方には選択肢になることがあります。
ただし、
根元から完全に白髪が見えなくなる染め方とは少し違います。
カラートリートメントとは?
カラートリートメントは、トリートメントのように使用しながら髪へ色をつけていく商品です。
一般的なカラートリートメントでは、
塩基性染料。
HC染料。
などが使われるものがあります。
一度で白髪染めと同じようにしっかり染めるというより、
何度か使用しながら少しずつ色を重ねていくタイプが多いです。
黒髪を明るくすることはできません。
カラートリートメントは美容室までの間にも使いやすい
カラートリートメントの良いところは、
自宅で使いやすいことです。
分け目。
顔まわり。
生え際。
など、
美容室へ行くまで少し白髪を目立ちにくくしたいときに使えることがあります。
「美容室の白髪染めを完全に置き換える」
というより、
次のカラーまでの間をつなぐ
使い方をする方もいます。
ただし「カラートリートメント」という名前だけでノンジアミンと判断しない
ここは今回、特に知っておいてほしいところです。
一般的に化粧品として販売されているカラートリートメントには、ジアミン系酸化染料を使わない商品が多くあります。
でも、
「カラートリートメント」
「トリートメントカラー」
「髪をいたわるカラー」
といった商品名や広告表現だけを見て、ジアミンが入っていないと判断するのはおすすめしません。**
商品によって分類や配合成分は違います。
ジアミンを避ける必要がある方は、
「トリートメントと書いてあるから大丈夫」
ではなく、
医薬部外品なのか化粧品なのか。
酸化染毛剤なのか。
パラフェニレンジアミンやトルエン-2,5-ジアミンなどの酸化染料が配合されていないか。
実際の表示を確認してください。
分からなければ、美容師やメーカーへ確認する方が安心です。
自宅のカラートリートメントを使っている場合は美容師へ伝える
自宅でカラートリートメントを使用している場合は、美容室でも教えてください。
何の商品を使ったか。
いつ使ったか。
どのくらいの頻度で使っているか。
が分かると参考になります。
髪に残っている色素によって、
次のカラーの発色。
明るくするときの仕上がり。
へ影響する場合があるからです。
そして、もう一つの選択肢が「ヘナ」
ジアミンを使わない白髪染めを調べていると、
ヘナもよく出てきます。
ヘナは、
Lawsonia inermis(ヘンナ)という植物の葉に含まれるローソンという色素を利用して髪を染める方法
です。
純粋なヘナには、一般的な酸化染毛剤のような脱色作用はありません。
そのため、
黒髪を明るいブラウンにすることはできません。
純粋なヘナは白髪がオレンジ〜赤褐色系になります
ヘナだけで染める場合、
白髪部分にはオレンジ〜赤褐色系の色が出ます。
黒髪には色味が重なりますが、
黒髪そのものを明るくするわけではありません。
そのため、
白髪を自然なブラウンや黒にしたい場合には、
インディゴなど別の植物染料を組み合わせる方法もあります。
ヘナは色の自由度が高いカラーではありません
一般的なアルカリカラーのように、
アッシュ。
ベージュ。
ピンク。
明るいブラウン。
など、自由に色を作れるカラーとは違います。
植物の色素を利用するため、
仕上がりの色には制限があります。
また、
髪の状態。
白髪量。
以前のカラー履歴。
使うヘナや植物染料。
によって仕上がり方も変わります。
ACROではヘナの取り扱いはありません
ヘナは、ジアミンを避けたい方にとって選択肢の一つになることがあります。
ただし、
ACROでは現在ヘナカラーは取り扱っていません。
ACROで対応しているのは、
一般的なアルカリカラー。
ヘアマニキュア。
ノンジアミンタイプのカラー。
NODIA。
などです。
ヘナをご希望の場合は、ヘナを専門的に扱っている美容室へ相談する方法もあります。
「天然のヘナなら絶対安全」ではありません
ここも大切です。
植物だから。
天然だから。
化学染料ではないから。
必ず安全ということではありません。
植物成分でも肌に合わない場合があります。
厚生労働省も、ヘナを含む頭髪用化粧品について、肌に合わない場合は使用を中止することや、製品に応じた皮膚試験などの注意事項を示しています。
「天然=アレルギーが起こらない」
ではありません。
「ヘナ」と書いてあればジアミンフリーとも限りません
さらに注意したいのがここです。
純粋なヘナそのものにはジアミン系酸化染料は含まれません。
しかし、
市販されている「ヘナカラー」「ヘナ配合」などの製品すべてが、ヘナだけで作られているとは限りません。
製品によっては、
別の染料。
酸化染料。
が加えられている場合があります。
そのため、
「ヘナ」と書いてあるからジアミンは入っていない
と判断せず、成分表示や商品区分を確認してください。
特にジアミンアレルギーなどの理由で酸化染料を避けたい方にとっては、とても重要です。
人の頭髪用ではないヘナ製品にも注意
ヘナ配合製品の中には、
人の頭髪ではなく、かつらなどへの使用を目的として販売されているものもあります。
こうした製品を人の頭髪へ使うことはできません。
「ヘナだから同じ」
ではなく、
人の頭髪へ使用できる製品なのか
まで確認してください。
ヘナとカラートリートメントは同じではありません
どちらも、
黒髪を脱色して明るくするカラーではありません。
でも仕組みは違います。
カラートリートメントは、製品に配合されている色素を髪へ少しずつ重ねます。
ヘナは植物由来のローソンなどの色素で染めます。
「髪を明るくしない」
という点だけを見ると似ていますが、
同じカテゴリーではありません。
ジアミンを使わないなら、どれが一番白髪をしっかり染められる?
これは、
白髪量。
希望する色。
明るさ。
によって変わります。
たとえば、
黒髪も明るくしたい。
白髪もしっかりなじませたい。
という場合、
ヘアマニキュアやカラートリートメント、純粋なヘナだけでは黒髪を明るくできません。
明るさを出せるノンジアミンカラーを検討することがあります。
反対に、
黒髪は明るくしなくてもいい。
白髪に色が入ればいい。
頭皮にはできるだけつけたくない。
なら、ヘアマニキュアが合う場合もあります。
4種類をまとめると
ノンジアミンカラー
ジアミン系酸化染料を使わないカラー。
種類によっては黒髪を明るくできるものもあります。
染まり方・色・色持ちは製品によって違います。
ヘアマニキュア
白髪に色を入れます。
黒髪を明るくすることはできません。
美容室では頭皮につけずに塗布します。
カラートリートメント
自宅で使いやすい商品が多く、繰り返し使用して徐々に色を重ねるものが一般的です。
黒髪を明るくすることはできません。
ただし、商品名だけでノンジアミンと判断せず、成分表示・商品区分を確認してください。
ヘナ
植物の色素を利用する方法です。
純粋なヘナは白髪がオレンジ〜赤褐色系に染まり、黒髪を明るくすることはできません。
ヘナと表示された製品でも、他の染料や酸化染料が配合されている場合があるため成分確認が必要です。
ACROではヘナの取り扱いはありません。
「ノンジアミン」という言葉だけで選ばない
一番伝えたいのはここです。
ノンジアミン。
ヘアマニキュア。
カラートリートメント。
ヘナ。
どれも、
「頭皮に優しいカラー」
というイメージだけで選ぶものではありません。
明るくしたいのか。
白髪をどこまで染めたいのか。
過去にどんな症状があったのか。
自宅で染めたいのか。
美容室でしっかり染めたいのか。
によって、合う方法は違います。
そして、
ジアミンを避ける必要があるなら、名前ではなく実際の成分を確認すること。
これはとても大切です。
ACROでは希望と過去の履歴を聞いてからカラーを選びます
ACROでは、
「ジアミンが心配だから、とりあえずノンジアミン」
とは考えていません。
以前どんなカラーをしたのか。
どんな症状があったのか。
白髪をどのくらい染めたいのか。
明るくしたいのか。
頭皮へつけたくないのか。
まで聞きながら考えます。
必要なものを選ぶ。
必要以上のことはしない。
これもACROが大切にしている引き算の考え方です。
初めてACROへの来店を検討されている方は、実際にご来店いただいたお客様の声も参考にしてください。
福岡市東区・香椎で、
「ジアミンを使わずに白髪を染めたい」
「ヘアマニキュアとノンジアミンカラーの違いが分からない」
「カラートリートメントを使っているけれど、美容室ではどうすればいい?」
「明るさを残しながらノンジアミンにしたい」
という方はご相談ください。
ACRO HAIRでは、カラーの名前だけで決めず、白髪量や希望する明るさ、過去のカラー履歴、頭皮の状態まで確認しながら、その方に合う方法を一緒に考えます。
ご予約・ご相談は、ページ下部の予約ボタンからご利用ください。