白髪染めをしているとき、
「ちょっとしみます」
という方がいます。
一方で、
カラーをしたあとに、
「かゆくなった」
「赤くなった」
「腫れた」
という方もいます。
この二つは、
同じように感じるかもしれませんが、
私は美容室では分けて考えるようにしています。
ただし、
美容師が見ただけで、
「これは刺激です」
「これはアレルギーです」
と診断することはできません。
ここがとても大切です。
「しみる」はカラー中に感じる刺激として出ることがあります
白髪染めを塗っている途中に、
ピリピリする。
ヒリヒリする。
熱く感じる。
ということがあります。
頭皮に傷がある。
乾燥している。
掻いてしまった。
その日の頭皮状態がいつもと違う。
など、いろいろな状況が考えられます。
でも、
なぜしみているのかを美容師が診断することはできません。
だからこそ、
少しでもいつもと違うと感じたら、
我慢せずに教えてください。
「かぶれる」は赤み・かゆみ・腫れなどが出ることがあります
一般に「かぶれ」と呼ばれる状態では、
かゆみ。
赤み。
腫れ。
発疹。
などが見られることがあります。
酸化染毛剤では、酸化染料に対するアレルギー反応によってこうした症状が起きることがあります。
しかも、
今まで何年も問題なく染めていた方でも、
途中から起こることがあります。
なので、
「今まで大丈夫だったから今回も大丈夫」
とは言い切れません。
しみなかったからアレルギーではない、とは判断できません
ここは誤解されやすいところです。
カラー中は、
全然しみなかった。
何も感じなかった。
でも、
数時間後。
翌日。
になって、
かゆみや赤みが出る場合もあります。
つまり、
施術中にしみるかどうかだけでは判断できません。
「カラー中は平気だった」
ということだけで安心せず、
施術後に異常が出た場合も美容室へ伝えてください。
逆に「しみた=ジアミンアレルギー」とも限りません
カラー中に少しピリピリしたから、
私はジアミンアレルギーだ。
と自分で決める必要もありません。
刺激によるものなのか。
別の成分が関係しているのか。
アレルギー性の反応なのか。
美容師にも診断はできません。
症状が強い。
繰り返す。
赤みや腫れが出る。
という場合は、
皮膚科など医療機関へ相談してください。
こんな症状があったら「しみただけ」と考えないでください
カラー後に、
強いかゆみが続く。
赤みが出る。
腫れる。
ブツブツが出る。
顔やまぶたまで腫れる。
痛みが続く。
などの症状が出た場合は、
「少ししみただけだったから」
と自己判断しない方がいいです。
酸化染毛剤で異常が起きた場合は、同じタイプのヘアカラーを繰り返し使用することで症状が悪化することもあります。
強い症状や体調の異変がある場合は、早めに医療機関へ相談してください。
美容師にできるのは「診断」ではなく「施術方法を考えること」
美容師ができるのは、
病名をつけることではありません。
私たちができるのは、
過去にどんな症状があったのか聞く。
現在の頭皮状態を見る。
使用するカラー剤を検討する。
塗布方法を考える。
必要なら施術をやめる。
といったことです。
ACROのカラー施術でどんなことを大切にしているかは、施術へのこだわりでも紹介しています。
頭皮保護をしてから染める方法があります
ACROではカラー前に、
セラミドによる頭皮保護を行い、
薬剤による刺激やピリつきに配慮しています。
ただし、
これはとても大事なので繰り返しますが、
頭皮保護をすればアレルギーを防げるということではありません。
頭皮保護は、
カラー施術時の刺激に配慮するための方法の一つです。
アレルギーが疑われる場合は、
薬剤自体を見直す必要があります。

【画像①:カラー前に頭皮保護をしているACROの施術写真】
頭皮につけない「ゼロテク」を使うこともあります
カラー剤を頭皮に直接つけないように、
根元近くへ塗布する方法があります。
こうした塗り方は、
カラー剤が頭皮に触れる量をできるだけ少なくしたい場合の選択肢になります。
ただし、
ゼロテクならアレルギーがあっても大丈夫
ということではありません。
塗り方と、
使用する薬剤の種類は、
別々に考える必要があります。

【画像②:頭皮につけず根元付近へカラー剤を塗布している写真】
薬剤自体を変える選択肢もあります
過去の症状によっては、
一般的な白髪染めとは違うカラー方法を考えることがあります。
ACROでは、
一般的なアルカリカラー。
ヘアマニキュア。
ジアミンなどの酸化染料を使用しないカラー。
などから、
髪の状態や希望に合わせて考えています。
それぞれ、
染まり方。
明るさ。
色持ち。
施術方法。
が違います。
詳しくはACROの白髪染め・ノンジアミンカラーでも紹介しています。
ノンジアミンなら何でも安全、ではありません
「ジアミンが入っていなければ絶対大丈夫ですか?」
と聞かれることがあります。
でも、
ノンジアミンだから、
絶対しみない。
絶対かぶれない。
とは言えません。
カラー剤には複数の成分がありますし、
人によって反応するものも違います。
だから、
ノンジアミン=絶対安全
という伝え方はしません。
ヘアマニキュアという選択肢もあります
ヘアマニキュアは、
一般的な酸化染毛剤とは仕組みが違います。
ACROでは、
頭皮につけずに塗布し、
白髪部分へ色を入れる方法として使うことがあります。
ただし、
黒い髪そのものを明るくすることはできません。
「白髪をどう見せたいか」
によって向き不向きがあります。
過去に「かぶれた」経験がある場合は必ず伝えてください
これは、
少ししみた。
という話とは分けて考えたいです。
過去にヘアカラーで、
強いかゆみ。
赤み。
腫れ。
発疹。
などのかぶれ症状があった場合は、
予約時に必ず伝えてください。
公的な注意喚起でも、酸化染毛剤でかぶれた経験がある場合は、同じタイプのヘアカラーを再使用しないよう案内されています。
美容室を変えた場合は、
新しい担当者は過去の履歴を知りません。
だから、
「前の美容師さんは知っていた」
ではなく、
改めて伝えてください。
美容師が「今日はカラーしない方がいい」と判断することもあります
頭皮に、
強い赤み。
傷。
掻き壊し。
痛み。
などがある場合、
私は無理にカラーしない方がいいこともあると思っています。
せっかく予約した。
今日しか時間がない。
白髪が気になる。
その気持ちは分かります。
でも、
施術することだけが美容師の仕事ではありません。
やらない方がいい状態なら、やらないと判断することも必要です。
「しみるけど我慢できます」は我慢しなくて大丈夫です
カラー中に、
「少ししみますけど我慢できます」
と言う方がいます。
でも、
我慢できるかどうかではなく、
違和感があることを教えてください。
美容師側は、
頭皮の状態を確認する。
薬剤を取り除く。
塗布を続けるか判断する。
などの対応を考えられます。
何も言わずに我慢されると、
美容師には分かりません。
カラー後に症状が出た場合も美容室へ連絡してください
美容室を出たときは何ともなかった。
でも、
家に帰ったあと、
かゆくなった。
赤くなった。
という場合もあります。
そんなときは、
美容室へ連絡してください。
そして症状がある場合は、
美容室だけで済ませず、
必要に応じて医療機関へ相談してください。
美容師には、
皮膚症状を診断したり治療したりすることはできません。
美容室で相談するときは「症状」と「時間」を伝える
相談するときは、
いつ出たのか。
何が起きたのか。
どのくらい続いたのか。
が分かると参考になります。
たとえば、
「塗って10分くらいしたらピリピリした」
「その日は大丈夫だったけど翌朝かゆくなった」
「翌日、耳の後ろが赤くなった」
という感じです。
専門用語は必要ありません。
自分が感じたことを、そのまま教えてください。
白髪を染めたい気持ちまで我慢する必要はありません
頭皮が心配になると、
「もう白髪染めできないのかな」
と思う方もいます。
でも、
その人の状態によっては、
一般的な白髪染めとは違う方法を検討できることがあります。
白髪をしっかり染めたい。
明るくしたい。
白髪をぼかしたい。
できるだけ頭皮につけたくない。
希望は全部伝えてください。
そのうえで、
美容師としてできる範囲。
医療機関へ相談した方がいい範囲。
を分けて考えます。
ACROに初めて来られる方は、サロン選びの参考としてお客様の声もご覧いただけます。
ACROでは「染めること」だけを目的にしません
白髪は、
一度染めれば終わりではありません。
多くの方は、
これからもカラーを続けていきます。
だからこそ私は、
今回だけきれいに染まればいい
ではなく、
今までどんな反応があったのか。
これからどんなカラーを続けたいのか。
まで考えたいと思っています。
刺激が心配なら、
塗り方を考える。
薬剤を変える。
状態によってはカラーをしない。
必要なことはする。でも無理はしない。
それが、長く白髪染めと付き合うためには大切です。
福岡市東区香椎で、
「白髪染めがしみる」
「カラー後に赤みやかゆみが出たことがある」
「普通の白髪染めを続けていいのか不安」
という方は、予約時にそのことをお伝えください。
ACRO HAIRでは、過去のカラー履歴や頭皮の状態、白髪をどのように染めたいかまで伺いながら、その方に合う方法を一緒に考えます。
ご予約・ご相談は、ページ下部の予約ボタンからご利用ください。