毎朝アイロンを使っている方、多いですよね。
前髪。
顔まわり。
毛先。
うねり。
これを直さないと出かけられない、という人もいます。
私は、
「毎日使うのは絶対ダメ」とは思っていません。
でも、
使う温度。
当てる時間。
同じ場所に何回通すか。
髪が乾いているか。
ここはかなり大事です。
アイロンは便利ですが、
使い方によっては髪への負担になります。
高温を繰り返すと髪への負担は増えます
髪は高い温度を繰り返し受けることで、
弾力が低下したり、
切れ毛や手触りの悪化につながったりすることがあります。
特に、
カラー。
縮毛矯正。
ブリーチ。
ハイライト。
などの履歴がある髪は、
すでに薬剤の負担が重なっています。
そこに毎日の高温アイロンが加わると、
毛先のパサつきや硬さにつながることがあります。
温度は高ければ高いほどいいわけではありません
アイロンは、
120℃くらいから200℃を超えるものまであります。
でも、
高温だからきれいに仕上がる
とは限りません。
メーカーによっては、
細い髪。
ダメージが気になる髪。
使用頻度が高い髪。
では、低めから中程度の温度をすすめています。
一つの目安として、
毎日使う方やダメージが気になる方は、160℃以下から考える
という方法があります。
ただし、
すべての人に160℃が正解
という意味ではありません。
髪質やアイロンによって違います。
初めて使うなら低い温度からでいいです
クセが気になると、
最初から180℃。
200℃。
にしたくなる方もいます。
でも、
私はまず低い温度から試して、
それで形がつくなら上げなくていい
と思っています。
120℃。
140℃。
160℃。
というように、
必要なところまで少しずつ上げる。
それで十分です。
180℃以上を毎日長時間使うのはおすすめしません
180℃以上になると、
かなり高い温度です。
メーカーでも、
180℃で長時間使用することは控えるよう案内しているものがあります。
特に、
毎日使用。
ダメージ毛。
細い髪。
縮毛矯正やブリーチ履歴あり。
という方は、
高温を習慣にしない方がいいです。
低温なら絶対に傷まないわけでもありません
ここも大事です。
温度が低いから安心と思って、
同じ場所を何度も何度も通す。
長時間ゆっくり挟み続ける。
これも髪への負担になります。
低温で10回通すより、
その髪に合う温度で少ない回数で仕上げる方がいいこともあります。
つまり、
温度だけではなく、時間と回数も見る
ということです。
同じ場所を何回も通さない
クセが伸びないと、
同じ場所を、
1回。
2回。
3回。
4回。
と繰り返したくなります。
でも、
その分だけ熱が何度も入ります。
一度で仕上がらないなら、
毛束が厚すぎないか。
温度が低すぎないか。
乾かし方である程度整えられないか。
も見直してみてください。
毛束を薄く取った方が少ない回数で済むことがあります
たくさんの髪を一度に挟むと、
表面だけ熱が当たって、
内側が伸びにくいことがあります。
すると、
何度も通す。
温度を上げる。
ということになりやすいです。
少し毛束を分けて、
一回ずつ丁寧に通した方が、
結果的に熱を当てる回数を減らせることがあります。
濡れた髪には使わない
これはかなり大事です。
髪が濡れている。
半乾き。
洗い流さないトリートメントをつけた直後でまだ湿っている。
この状態でアイロンを使うのは避けてください。
まず髪を乾かす。
それから使う。
メーカーでも、
毛先まで乾かしてからアイロンを使う
ことが案内されています。
「ジュッ」と音がする使い方はやめます
アイロンを当てたときに、
ジュッ。
という音がする。
湯気が出る。
そんな状態なら、
髪に水分が残っている可能性があります。
そのまま続けず、
一度止めて乾かしてください。
スタイリング剤を使った場合も、
湿り気がなくなってから使う方がいいです。
アイロンを強く挟みすぎない
アイロンは、
強く挟めば伸びる
というものでもありません。
必要以上に力を入れて、
髪をギュッと挟む。
引っ張る。
という使い方は、
熱だけでなく摩擦や引っ張る負担も増えます。
軽く挟んで、
一定の速度で滑らせる。
くらいで使います。
一か所に止めない
毛先を丸めたい。
クセをしっかり伸ばしたい。
と思って、
同じ場所でアイロンを止める。
これも熱が集中します。
基本は、
挟んだら動かす。
同じ場所に長時間止めない。
ことが大切です。
前髪は特に低めから試します
前髪や顔まわりは、
髪が細い人も多いです。
しかも毎日アイロンする場所になりやすいですよね。
後ろの髪と同じ温度でなくても大丈夫です。
前髪だけ少し低め。
という使い分けもできます。
毛先は根元よりダメージが重なっています
根元は新しく生えてきた髪。
毛先は、
数年分のカラー。
アイロン。
紫外線。
摩擦。
などを経験していることがあります。
同じ一本の髪でも、
状態は全部同じではありません。
なので、
毛先ほど高温を当てすぎない。
何度も通さない。
ことを意識します。
縮毛矯正している髪に毎日アイロンが必要なら一度考えます
縮毛矯正をしているのに、
毎朝かなり高温のアイロンを使わないとまとまらない。
という場合は、
ホームケアだけの問題ではないこともあります。
矯正が伸びてきている。
カットが合っていない。
毛先がダメージでまとまらない。
ということもあります。
毎日のアイロンだけで何とかし続けるより、
美容室で一度状態を見た方がいい場合があります。
白髪染めを繰り返している髪も熱の重なりを見ます
50代以降になると、
毎月白髪染め。
毎朝アイロン。
という方も珍しくありません。
どちらも必要だから、
全部やめればいい
とは私は思いません。
でも、
白髪染めをするならアイロンの熱は少し調整する。
毛先まで毎回カラーしない。
というように、
全体の負担を少しずつ減らす
ことはできます。
ブリーチやハイライト部分は特に注意します
ブリーチやハイライトをしている部分は、
ほかの髪より負担が大きいことがあります。
そこに、
毎日高温アイロン。
となると、
切れ毛やパサつきにつながることがあります。
同じ頭でも、
ブリーチ部分だけ温度を下げる。
通す回数を減らす。
という考え方もできます。
熱から守る商品を使えば何度でも大丈夫、ではありません
アイロン前に使うスタイリング剤や、
熱対策をうたうヘアケア商品もあります。
こうしたものを使うことで、
髪の扱いやすさを助けることはあります。
でも、
つけているから、
200℃で毎日何回でも大丈夫
ということではありません。
まずは、
熱そのものを増やしすぎないことです。
オイルをつけてすぐアイロンするのも避けます
ヘアオイルを使う場合も、
商品の使用方法を確認してください。
アイロン前に使える商品もあれば、
仕上げ向けのものもあります。
「オイルなら何でもアイロン前」
ではありません。
使ったあと髪が湿っている場合は、
そのまま高温を当てない方がいいです。
アイロンの設定温度は「必要最低限」が基本です
私は、
何度が絶対正解
とは言いません。
髪質。
クセの強さ。
ダメージ。
使用頻度。
アイロンの性能。
全部違うからです。
ただ、
考え方としては、
その人の髪がきちんと仕上がる範囲で、必要以上に温度を上げない
これでいいと思います。
毎日使うならなおさらです。
温度の目安を考えるなら
あくまで目安ですが、
初めて使う。
髪が細い。
ダメージが気になる。
毎日使う。
という方は、
まず120〜160℃程度の範囲から試してみる。
クセが強い、髪が硬いなどで足りない場合は、
髪の状態を見ながら調整する。
という考え方があります。
180℃以上を長時間使うことは避ける。
これくらいを基本にすると分かりやすいです。
毎日使うなら「アイロンしなくていい場所」を作る
全部の髪を毎朝アイロン。
ではなく、
前髪だけ。
顔まわりだけ。
表面だけ。
本当に必要な場所だけ。
でもいいと思います。
使う面積が減れば、
髪全体が受ける熱も減らせます。
乾かし方でアイロン時間を減らせることもあります
夜にきちんと乾かす。
根元の方向を整える。
濡れたまま寝ない。
これだけでも、
朝のうねりや寝ぐせが減る方もいます。
朝から全部アイロンで作り直すより、
夜の乾かし方を少し変える方が楽になることもあります。
ACROでは「アイロン禁止」とは考えません
アイロンは便利です。
髪型をきれいに見せるために必要な方もいます。
だから私は、
使わないでください
ではなく、
どうしたら負担を少なく使えるか
を考えます。
温度を下げられないか。
回数を減らせないか。
使う場所を減らせないか。
カラーや縮毛矯正との組み合わせを調整できないか。
そうやって全体を見ます。
毎日使うなら、温度より「習慣全体」を見てください
アイロンを毎日使うことだけで、
髪が必ず傷む
とは言い切れません。
でも、
高温。
長時間。
何度も同じ場所。
濡れた髪。
強く挟む。
これが重なるほど、負担は増えます。
毎日使うなら、
できるだけ低めの温度から、少ない回数で、乾いた髪に使う。
これを意識してみてください。
福岡市東区香椎で、
「毎日アイロンしていて毛先がパサつく」
「何度で使えばいいか分からない」
「縮毛矯正とアイロン、どちらが髪に合っているか相談したい」
という方は、美容室でご相談ください。
ACRO HAIRでは、アイロンだけをやめる方向で考えるのではなく、髪質やダメージ、カラー・縮毛矯正の履歴、普段のスタイリングまで見ながら、できるだけ負担を増やさず扱いやすい方法を一緒に考えます。